黒田雪子 なおす、みなおす。

お知らせ

10/20(金)〜23(月)「RESTORE 継ぐ女といける女」展開催のお知らせです。今回はアーティスト、濱名一憲さんがアトリエとしてお持ちの千葉の古い家屋をまるごと一軒お借りして、継いだ器に、フラワーデザイナーの市村美佳子さんが花をいけるコラボレーション展です。

RESTORE-継ぐ女といける女-
ゆるやかにほどけて、
身体の芯から呼吸をして。
わたし(あなた)を回復できる場所へ。

時間:10時〜17時頃
場所:火林荘 千葉県いすみ市岬町井沢1283
電話:090-2662-1341(市村)
*JR外房線「長者町駅」から徒歩約13分
*火林荘は一般公開はしていません。今回は特別公開となります

restore料理会
22日12時〜 L’Effervescenceの生江史伸シェフによる料理会を開催。
濱名さんの作った器でシェフ特製のスープ、そしてパンとワインをいただきます。定員20名(要予約)料金3,000円(税込)
メールにて事前にご予約ください。
mikako@midorinoibasyo.jp

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三井住友信託銀行グループのダイナースクラブのウエブサイト内にある「飲むかたち」というコンテンツに、短い文章ですが酒器について寄稿いたしました。ダイナースカードをお持ちの方はログインしてみてください。繕った器は、写真家の渞忠之さんに撮影していただきました。おかげで傷が入っているというのに、とても誇らしげな姿に。渞さん自身がよく繕いの依頼をしてくださる、器好きな方です。

第5回 飲むかたち「待てば甘露の日和あり」
文・黒田雪子 写真・渞 忠之 協力・麻布十番さる山

飲むかたち2飲むかたち1名称未設定 2

繕い展、昨日、無事に終了いたしました。今回は冬場の作業で漆がいい状態に乾かず途方に暮れる日も度々でしたが、様々な繕いパターンをお見せすることができたのも、快く器を提供してくれた中里氏、辻村氏をはじめ、ギャラリーの方々、そして応援してくださった皆様のおかげです。またワークショップに参加いただいた皆様、展示を見に来てくださった皆様、どうもありがとうございました。奥の部屋で作業をしていることも多く、せっかくお越しいただいたのにお目にかかれなかった方、お許しください。
展示のための日課として毎日かかさずやっていたのが、日の出前のジョギング。夜はかならず明けるんだなと、遠くの空にのぼりはじめる太陽を見ながら、希望とともに繕った84個の器たちでした。お求めくださった皆様、心よりお礼を申し上げます。繕い依頼をしてくださった皆様、心して直しますので今しばらくお待ちください。

簡単ですが、お礼まで。

23日までの展示期間中は13時から18時まで毎日在廊しております。お気軽にお声かけください。ただ、ワークショップの最中ですとお話しできませんので、どうかあしからず。

繕いのワークショップについてお知らせをいたします。
(おかげをもちまして満席となりました。)

内容は、初めて金継ぎをやってみようという方を対象にしたもので、器の欠けを充填して、漆仕上げまでします。
2回に分けての工程にしたのは、漆が硬化する時間が必要なためです。これでも足りませんが、時間の都合でやむを得ませんでした。当日詳しくご説明をいたします。

[日時] 5/15〜17 (1) , 5/21~23 (2) 各回2時〜4時半頃
     1、2より各1日ずつ、計2回お選びください
[場所] 伊勢丹新宿店本館5Fアートギャラリー
[内容] テキストとして拙著「金継ぎをたのしむ」をもとに、小さ
     な欠けを充填して、漆仕上げをする
[定員] 各回5名
[参加費]21,600円(材料費込)
[ご用意いただく物]小さな欠けのある陶磁器を3,4個ほど、はさみ、カッター、ボロ布、汚れてもいいエプロン、筆記用具、器を持ち帰るときに安定して入れられるような段ボール箱

※ガラスは不可。直したい器があれば一番ですが、ない場合は必ずお知らせください。
※本漆を使うため、かぶれの心配があります。ご自身の責任においてお申し込みのご判断をお願いいたします。なお、お子様連れでの参加はご遠慮ください。
※費用には「金継ぎをたのしむ」平凡社刊の書籍代が含まれます。不要な方はおっしゃってください。代金を差し引きます。

お申し込みは5/10 10時半〜アートギャラリー03(3225)2793まで。
皆様のご参加をお待ちしております。

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