黒田雪子 なおす、みなおす。

お知らせ

5/15(月)〜23(火)まで、伊勢丹新宿店本館5Fアートギャラリーにて「なおす、みなおす 黒田雪子の器の繕い展」を開催いたします。今回は唐津の中里太亀氏、奈良の辻村唯氏にご協力いただき、両氏の作品に繕いを施したものが並びます。
また現在、ご依頼が立て込んでおりまして、店舗でのお直しの受付を一時的にストップさせていただいておりますが、期間中は繕いのご依頼窓口と、ワークショップも開きます。これまで多数の教室のご要望をいただいてきましたが叶いませんでした。今回、ワークショップという形態ではありますが、初の実現となります。この機会をお見逃しなく。
ワークショップの受付は5/10からアートギャラリーへ直接のお申し込みとなります。詳細は追って、お知らせいたします。定員に限りもありますので、ご興味がある方はどうぞお早めに。

DM「なおす、みなおす 黒田雪子の器の繕い展」
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こちらは店内に流れるデジタルサイネージ。古いものも少し出します。ここに写っている古唐津、初期伊万里は、呼び継ぎ。撮影+デザインもしてます。
最終

伊勢丹新宿店では、5/15(月)〜30(火)まで、グローバル・グリーンキャンペーンを行っています。
繕い展も紹介してもらってますので、ご覧ください。こちらの30頁です。

他にはこちらも。

クロワッサン特別編集号「昔ながらの暮らしの知恵」(マガジンハウス 6/5発売)に、2009年に同じくクロワッサン特別編集号「ビオ」にて暮らしの取材を受けた記事が再掲載されました。私は佐藤初女さんに続いて登場しております。この号のメンバーに加えていただき、身の引き締まる思いです。

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明けましておめでとうございます。年末の個展、おかげさまでつつがなく終えることが出来ました。お越しくださった皆様、どうもありがとうございました。春にまた別の場所に顔を出す予定です。2017年が良い年となりますように。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

正月、いただいた豆の袋の中から大吉が。チントンシャンと三味線で音色つけたら唄になりそうな愉しいお告げ。ご馳走さまでした。

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12/20、無事に初日を迎えることが出来ました。沢山の方々とあれこれお話を交わしながら、物を大切にし生活の質を高めようとする心意気を感じております。引き続き28日まで、皆様にお目にかかれますのを楽しみにしています。すでに新たな主の元へと旅立っていったものもありますが、今回直した器を幾つか写真でお見せいたします。

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先の告知と重複しますが、さる山のブログに掲載の内容をこちらにも載せます。

「繕う」黒田雪子展
2016年12月20日(火)より28日(水)迄
open 1–6 pm 会期中無休
於「さる山」
東京都港区元麻布3-12-46和光マンション101
電話 03-3401-5935

濱中史朗展に続いて、四度目の「繕う」展を催します。
今回は、二度目の展覧会でもお世話になった、黒田雪子さんの個展となりました。
さる山からお願いしている古物に加え、濱中史朗さんから多くの器を提供して頂いており、DMの器も史朗さんのものです。
彼の許で一度失われた機能が、黒田さんに美しく繕われ、濱中史朗新作展後のさる山に並びます。
皆様のご来場を、お待ちしております!

Information from ‘SARUYAMA

“TSUKUROU —to repair things” Yukio KURODA exhibition
December 20–28, 2016
1–6 pm open
Please come see them.
at “SARUYAMA”
3-12-46-101 Motoazabu Minato Tokyo/ 1060046 Japan
phone 81(0)3-3401-5935

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酒や肴の宴の時を、
なにより尊ぶ好事家たち。
彼らはその大喜利に大役を果たす器々を、
まるで男や女を愛するがごとく愛す。
それがたとえどんなに粉々に砕けようとも
もう諦めよ、などという言葉は耳に入る由もない。
私はそんな人々や器をいとおしく思う。

もし壊れた器を美しく直すことができれば、
それは彼らの手から手へと流転しながら
再び、10年、50年、100年と生き続けるかもしれない。
そう思うと胸も高鳴るのだ。

photo+word by Yukiko KURODA

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