黒田雪子 なおす、みなおす。

お知らせ

今月末、麻布十番の「さる山」にて個展をいたします。今回は、さる山の主、猿山修さんが集めた古い器と、山口県萩市にある大屋窯の濱中史朗さんより作品のご提供をいただいて、それらに直しを施したものをお披露目いたします。師走のお忙しい時期かと思いますが、ご来場をお待ちしております。
また私の前は濱中史朗さんの個展となります。こちらもぜひご覧ください。

12/10〜18 濱中史朗展DM “alternative white”
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12/20〜28 黒田雪子展DM「繕う」
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建築関連の書籍を多く出版しているエクスナレッジからムック本「縁側のある家と暮らし」(11/20発売)が出ました。我が家も18頁に渡り、美しい写真と文章で登場しております。そもそも私が暮らしの取材を引き受けるようになったのは、壊れても直したいほど大事な器の預け先がどんなところなのか、手がけるのはどんな人物なのか知りたいのではないだろうか、そんな気持ちがありました。検討に際し少しでもお役に立てていましたら幸いです。こちらもぜひ、本屋さんで手にとってみてください。本の中身を縁側でカシャッ。

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芸術新潮11月号(新潮社 10/25発売)「日々の花」にてフラワーデザイナーの市村美佳子さんから取材を受けております。この連載は花をお仕事とする市村さんが、人はなぜ花をいけるのか、という疑問から始まったものだそうで、人をもてなすためのものではなく、日々の暮らしの中で自分のためにどのように花をいけるか、との問いに答えたものです。ぜひご覧ください。また今号の芸新は北方ルネサンスの画家、クラナッハの特集です。表紙には挑発的な目つきの全裸の女性、思わず引き込まれます。

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雑誌「モダンリビング」の発行人である下田結花さんの著書「心地よく暮らすインテリアの小さなアイデア109」にて、金継ぎもピックアップしていただきました。下田さんは超・ご多忙なはずなのに、お会いする時はいつもそんなことは微塵も感じさせずに、優しい瞳でゆったりと向き合ってくれます。その大きな懐の源は、あとがきにあるように「今」を大切に生きるのだ、という決意にあるのだと思います。

http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062201483

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お知らせが遅くなりまして、失礼を。カーテンの項目でもうちのが紹介されております。

以前からilove.catのファンであったことに加え、当日は主役不在の確率が高いこともあって、数日前から心臓がバクバクと音を奏でた取材でしたが、ニャンコ先生、拍子抜けするくらいの素直さでこちらのオーダーに応えてくれました。好きが高じて仕事をしてる作り手たちの、対象への愛を読み取ったのかもしれません。ilove.catはWEB版のCasa BRUTUSにも連載されてます。いざチェキラ。

ilove.cat
http://ilove.cat/ja/17843

ピクチャ 13ilove

CasaBRUTUS
http://casabrutus.com/design/24912

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