黒田雪子 なおす、みなおす。

お知らせ

Casa BRUTUS 特別編集「器の教科書」完全保存版 基礎からわかる、器のすべて!(マガジンハウス6/30発売)
昨年、取材を受けました金継ぎの記事が再び登場です。前書きに、カーサが10年に渡って追いかけてきた器のことを一冊の本にまとめました、と記してあります。ノギスで本の厚みを測ってみたら14mm。読み応えありますね。私も頭から丁寧に読んで勉強しなおしてみます。

http://magazineworld.jp/books/paper/5125/

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春のこと。私の住まいでNHKの番組『美の壺』のロケができないものかとのお話をいただきました。聞けばなんと小津安二郎の回だそう。返事は即答でした。どのシーンが黒田の家かご想像しながら、日本が誇る小津映画の美の壺、ぜひご覧ください。私は画面の外で食い入るように見学しています。

2016年6月24日(金) BSプレミアムPM19:30〜PM20:00
美の壺「和の美の理想郷、小津映画」

http://www4.nhk.or.jp/tsubo/x/2016-06-24/10/29018/2418192/

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nice things. 作ること。使うこと。(ミディアム 2/23発売 4月号)「GOOD THINGS IN LIFE」という特集企画にて金継ぎの取材を受けました。よろしければご覧ください。この特集では22の店や作家が紹介されておりまして、私の仕事の窓口でもある日用品の店「東青山」も登場しています。こちらで扱う品々、まさにgood things。シンプルなデザインで良い品質のものばかり。店の空気にもそれが滲み出ています。場所は根津美術館の向かいにある ヴィンテージマンションです。春の散歩がてら、ふらりと覗いてみてはいかがでしょう。

http://nicethings.jp/nice-things-2016年4月号2月23日発売/

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東青山はこちら
http://www.higashiaoyama.jp

ku:nel フランス女性の生活の知恵 vol.01(マガジンハウス 1/20発売 3月号)内、「今こそ日本の骨董の器」にて取材を受けました。今回は「白玉継ぎ」と呼ばれる焼き継ぎの古伊万里のお皿を紹介しました。そんな名称は初耳とおっしゃる方、本当は実物を見たり触ったりするのが一番ですが、よかったら写真だけでもご覧ください。正直、直しそのものは上手いとは言えないものですが、ぎこちなさに愛嬌を感じます。腕前を問う前に、直そうとする気持ちが好きです。

http://magazineworld.jp/kunel/kunel-77/

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数年ぶりで漆にかぶれている今宵は大晦日。この秋、若狭路にて出会った小浜の放生祭の音で、2015年を締めくくりたいと思います。この祭り、ほうじょう、かと思ったら、ほうぜ、と読むそう。見る前から「生を放つ」の字面だけでも心をガッと掴まれました。
今年もたくさんの方々にお世話になりました。皆さま、ありがとうございました。来年もまたどうぞよろしくお願いいたします。

 

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